鳥取大学医学部 循環器・内分泌代謝内科学分野(第一内科)

ESC

2018.8.25-8.29にドイツ:ミュンヘンで開催されたESC congress 2018に山本教授、川谷先生と参加させていただきました。

循環器系の学会としては世界最大級の規模とあって各国の循環器診療に携わる医師やメディカルスタッフが集まり、盛り上がりを見せていました。

今回はポスターセッションで心不全患者の終末期治療に関する代理意思決定の研究を発表させていただきました。

日本との文化の違いもあり、海外の先生からも質問をいただき大変有意義な発表になりました。

ポスター発表は6000演題を超え、大変な数でしたが、中でも心不全患者の再入院予防策に関する各国の研究を中心に拝見して勉強させていただきました。

その他、シンポジウムでTAVIやMitra Cripのみならず、本邦未導入の心不全の新しい治療(IASDなど)になどの演題発表を拝聴し、勉強させていただきました。

学会期間中に観光も楽しませていただき、ドイツのサッカーブンデスリーガの開幕戦の観戦(写真:観客数75000人!!!)は最高の盛り上がりでした。

他にもマリエン広場の新市庁舎(写真)やフラウエン教会、レジデンツなどを巡りました。

発表の後はドイツ料理、ビールも満喫もさせていただきました。

今回の学会参加を通して自ら発信して学ぶことで非常に多くのものを吸収してくることができました。

発表に際して御指導をいただきました全ての先生方に感謝申し上げますと共に、次に向け、これからもより一層努力して参りたいと思います。

 中村 研介