大倉毅先生のDPP4阻害薬の論文がDiabetology & Metabolic Syndromeに掲載されました

大倉 毅先生のDPP4阻害薬の論文がDiabetology & Metabolic Syndrome (Impact factor 5.4)に掲載されました。

これはDPP4阻害薬がグルコースクランプ法で評価したインスリン抵抗性を改善し、食事負荷試験でのインスリン分泌は変化が無かったという内容です。

DPP4阻害薬は一般的にインスリン分泌促進薬に分類されていますが、そのインスリン分泌増強作用はあまり強いとは感じられず、インスリン抵抗性改善作用が大きいのではないかと考えて研究した結果です。

病態生理に基づいた薬剤選択に参考になると考えられます。


Okura T, Fujioka Y, Nakamura R, Ito Y, Kitao S, Anno M, Matsumoto K, Shoji K, Okura H, Matsuzawa K, Izawa S, Ueta E, Kato M, Imamura T, Taniguchi SI, Yamamoto K. Dipeptidyl peptidase 4 inhibitor improves insulin resistance in Japanese patients with type 2 diabetes: a single-arm study, a brief report. Diabetol Metab Syndr. 2022 Jun 7;14(1):78. doi: 10.1186/s13098-022-00850-9. PMID: 35672759; PMCID: PMC9171964.

https://dmsjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13098-022-00850-9

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