平井先生の論文がCirculation Journalにアクセプトされました。

平井先生の論文が掲載されています。

 現在松江赤十字病院に勤務中の平井先生が、大学院時代に当科でのデータをまとめた論文が日本循環器学会雑誌 Circulation Journalにアクセプトされました。

  Clinical Scenario 1 is Associated with Winter Onset of Acute Heart Failure.
Hirai M, Kato M, Kinugasa Y, Sugihara S, Yanagihara K, Yamada K, Watanabe T, Yamamoto K. Circ J. 2014 Nov 21. [Epub ahead of print]

https://www.jstage.jst.go.jp/article/circj/79/1/79_CJ-14-0710/_pdf

 冬季に心不全をはじめとする循環器疾患の発症が多いことは知られていますが、冬季に急性心不全を発症しやすい患者の臨床背景について詳しい検討はなされていません。そこで当院に急性心不全で入院した患者さんの背景をretrospectiveに調べた結果、Clinical Scenario分類のうち、CS1に属する患者の中で発症前にループ利尿薬の投与がなされていないことが冬季の急性心不全発症に寄与していることが分かりました。発症前のループ利尿薬が有効であるかどうかの検証は今後必要ですが、心不全診療には季節性を考慮した治療戦略も有効ではないかとも考えられます。

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