大倉先生の食事負荷試験の論文がInternational Journal of Diabetes in Developing Countriesにアクセプトされました

大倉先生の食事負荷試験の論文がInternational Journal of Diabetes in Developing Countriesにアクセプトされました。

「Endogenous insulin secretion ability in meal tolerance test correlated with body mass index (BMI) in Japanese type 2 diabetes patients」

International Journal of Diabetes in Developing Countries January 2014

http://link.springer.com/article/10.1007/s13410-013-0181-8

これは食事負荷試験による内因性インスリン分泌能とBMIの関係を調べた論文です。

BMIが20以下の患者ではインスリン分泌が大きく低下している事、

BMIが25以上の肥満であっても、HbA1cが10%を超えているとインスリン分泌が低下している事、

の2点がわかりました。

研修医の時に指導医の先生に「痩せていたらインスリン分泌低下」と習いましたが、

どこまで痩せていたらインスリン分泌は大きく落ちているのか、という疑問から始まった研究です。

また、高血糖であると肥満であっても糖毒性によりインスリン分泌が低下していますが、

HbA1cが10%を大きく超えていると糖毒性が強い状態と言えると思われます。

実臨床に貢献できる研究だと思われます。

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