鳥取大学医学部 循環器・内分泌代謝内科学分野(第一内科)

心不全学会に参加しました

10月4日から10月6日に広島国際会議場で開催された第23回日本心不全学会学術集会に参加させていただきました。参加者は、山本教授、加藤先生、衣笠先生、神谷先生、慢性心不全看護認定看護師の万場さん、栄養管理部の中山さん、理学療法士の曽田さんと心リハ看護師の石賀でした。

山本一博教授が特別講演など5つのセッションで座長をされ、加藤雅彦先生、衣笠先生も座長を務められ、特別企画シンポジウムでは｢心不全における栄養管理の意義｣について衣笠先生がご講演されました。発表は、神谷先生が “Polypharmacy and Taste Disorders in Heart Failure Patients"、万場さんが｢当院での多職種カンファレンスの取り組み～患者が心不全と上手く付き合うためのひと工夫～｣、石賀が｢患者教育の向上に繋げるロールプレイを活用した体験型勉強会｣について口述発表を行いました。今回、他職種チームで少しずつ改善を加え作り上げたカンファレンスや勉強会について全国学会で発表する機会を得て大変幸栄に思いました。看護師人生もラスト10年の私は、患者さんを中心に多職種で力を合わせてどんなことができるのか挑戦して行きたいと強く思い、広島を後にしました。

帰りの新幹線の中でいただいた中山さんお勧めのアナゴ弁当も大変美味しかったです。

また、今回行動経済学のお話を聞き、患者さんの心理を理解する上で大変役立ちそうでしたので、早速｢行動経済学入門｣を購入して読んでいるところです。いい刺激をたくさんいただきました。

文責 石賀