大倉毅先生の肥満手術の論文がObesity誌に掲載されました

大倉毅先生のシンシナティ小児病院で行った、肥満手術の論文がObesity誌に掲載されました。

Kim A, Okura T, Choi K, Gill R, Borra VJ, Murakami K, Poulos A, Zhang X, Jenkins T, Shah AS, Helmrath M, Nakamura T.

(Ahlee Kim, Tsuyoshi Okura, and Kwangmin Choi these authors contributed equally.)

Exploring Organ-Specific Extracellular Vesicles in Metabolic Improvements Following Bariatric Surgery in Youth With Obesity.

Obesity (Silver Spring). 2025 Sep 10. doi: 10.1002/oby.70027. 

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/oby.70027


これはアメリカ人小児肥満の外科手術前後での因子を比較した論文です。

肥満手術後、肝臓由来の微小小胞体「エクソソーム」が低下するとインスリン抵抗性や代謝が良くなりやすいという論文です。

また、脂肪由来のエクソソームが増えて、レプチンやレジスチンが下がるという現象も認められました。

これらの代謝改善効果には、分岐鎖アミノ酸が重要であることが示唆されました。

さらに現在、メカニズムの研究を行っています。

Details are in the caption following the image

Kim A, Okura T, Choi K, Nakamura T. et al. Obesity. 2025より引用 

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