塩地先生のベザフィブラートの論文がDiabetology & Metabolic Snydromeに掲載されました

塩地先生のベザフィブラートのインスリン抵抗性改善作用の論文がDiabetology & Metabolic Snydromeに掲載されました。

Bezafibrate improves insulin resistance evaluated using the glucose clamp technique in patients with type 2 diabetes mellitus: a small-scale clinical study Hideki Shiochi, Tsuyoshi Ohkura, Yohei Fujioka, Keisuke Sumi, Naoya Yamamoto, Risa Nakanishi, Kazuhiko Matsuzawa, Schoichiro Izawa, Hiroko Ohkura, Kazuoki Inoue, Etsuko Ueta, Masahiko Kato, Shin-ichi Taniguchi and Kazuhiro Yamamoto

Diabetology & Metabolic Syndrome 2014, 6:113 doi:10.1186/1758-5996-6-113

これは脂質代謝異常改善薬ベザフィブラートがインスリン抵抗性改善作用を持つという論文です。

ベザフィブラートが糖尿病改善作用を持つことは以前から報告されていますが、 そのメカニズムは動物実験レベルでしかわかっていませんでした。

2型糖尿病患者ではベザフィブラートがインスリン抵抗性改善作用を持つという世界で初めての論文です。

インスリン抵抗性に作用する薬剤は副作用の多い、メトフォルミン、チアゾリジンしか無く、 糖尿病治療の新しい選択肢として期待される論文だと思われます。

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