胸腺疾患に対するロボット支援胸腺摘出術

診療科 胸部外科
英語術式名 RATS for thymic tumor(Robot-assisted thoracoscopic thymectomy for thymic disease)
保険適用
適応 胸腺疾患(胸腺腫、胸腺癌、重症筋無力症など)

術式の概要

ここで掲載している動画は、実際の手術映像となります。このような動画や写真で、気分が悪くなる可能性のある方は、お気をつけください。

重症筋無力症を合併する胸腺腫に対するロボット支援下胸腺摘出術を供覧します。
手術はダビンチXiを使用して、二酸化炭素送気による気胸併用下に4ポート(3アームと1アシスト法)で行っています。
手術手技は胸腺腫に触れないように注意しながら、十分な切除マージンを取って胸腺を頸部から横隔膜上まで切除し、拡大胸腺摘出術を行っています。
手術時間は約3時間、出血量は5gでした。

 


 

縦隔腫瘍に対するロボット支援下腫瘍摘出術

概要

縦隔腫瘍(胸腺腫、神経原性腫瘍などに対して、全身麻酔・分離肺換気下に手術支援ロボットを用いて、拡大胸腺摘出術を施行する。手術支援ロボットは、多関節機能、手振れ防止機能、3D立体下の拡大視機能を有し、精緻で正確な操作を可能とする。

対象疾患

胸腺腫、胸腺癌、神経原性腫瘍など
胸腺手術の体位とロボット位置
ロボットのドッキング
ロボット支援下胸腺腫瘍摘出術

 


 

長所・患者のメリット

胸腺疾患に対するロボット支援手術では、大きな腫瘍、周囲に浸潤傾向のある腫瘍にも精緻な操作により、安全に施行可能です。また、重症筋無力症を合併している場合にも良い適応となります。痛みが少なく、術後の早期回復、退院が期待できます。

胸部外科の特徴

2011年1月から胸腺疾患に対するロボット支援手術を開始し、呼吸器外科領域では本邦をリードするするロボット支援手術の代表施設です。現在では大きな腫瘍、周囲臓器に浸潤する腫瘍にも適応が拡大でき、安全に施行しており、良好な成績です。

実績

令和2年4月末までの実績:66件