カンガルーファミリーの会

新着情報

~笑顔の未来を信じて~

カンガルーファミリーの会は、2001年に鳥取大学医学部附属病院NICU・GCUで立ち上げた家族会です。対象は、当院NICU・GCUに入院経験のある出生体重2000g未満で生まれたお子様とご両親で、2021年現在で150組以上のご家族が登録されています。

カンガルーファミリーの会の活動

カンガルーファミリーの会では、毎年秋頃に交流会を開催しています。

成長した子どもたち、お父さん、お母さん、医療スタッフが集まって、小さく生まれたがゆえにもつ悩みを仲間と共有することで、明日からのパワーにしようという会です。

2018年交流会の集合写真 米子市児童文化センターにて
複数のグループに分かれて、2時間程度の交流会です。日々の嬉しかったこと、大変なこと、これからのことなどをみんなで共有しています。
交流会の間は、医療スタッフとボランティアスタッフで託児をします。
NICU・GCUに入院していた子どもたちの成長を、とても嬉しく感じながら過ごしています。

カンガルーファミリーの会のご両親からのメッセージ2020年度の取り組み

お子様の入院中、様々な思いをもって過ごしておられるご両親にとって、同じ経験をしたご両親からの言葉はきっと力になる。

そんな思いから、カンガルーファミリーの会のご両親に、現在入院している子どもたちとご両親に宛てて、メッセージを募りました。たくさんの思いのこもったメッセージを届けていただき、入院中の赤ちゃんのご両親はもちろん、我々医療スタッフも大変勇気づけられています。

身体は小さくても、君を想う気持ちはずっとずっと大きいよ!君には皆がついているよ!

そんな家族や医療スタッフの想いをつないで、“安心安全な親子の絆"を守っていきたいと思います。

メッセージカードアートとして病棟の廊下に飾らせてもらっています。協力して頂いた、たくさんの方々に感謝します。
病棟スタッフみんなで協力して作成しました。写真は病棟看護師、保育士さんです。

小さな体で力いっぱい頑張っているこどもたちが過ごしているNICU・GCUは、それぞれに物語があり、「家族」が育つ場所です。このメッセ-ジが、今まさに入院している赤ちゃん、退院したこどもたちの子育てに奮闘しているご家族へ、たくさんのパワーを与えてくれると思います。
今を懸命に生きようとするこどもたちの姿に、たくさんの元気や勇気をもらい、一歩ずつ、昨日から今日、そして明日へと一日一日を無事に過ごすことができるよう祈っています。
どうか皆様に想いが届きますように。

写真は、ご両親の同意を得て
掲載しています。
カンガルーファミリーの会は日本NICU家族会機構・JOINに参加しています。

日本NICU家族会機構(JOIN)は、全国の子ども(特にNICUに入院した子ども)と家族、および家族会とネットワークを構築し、共通の目標に向けて力を合わせます。日本初となる全国ネットワークです。

公式サイト:
https://www.join.or.jp/