海外渡航の際はトラベルクリニックにご相談ください
トラベルクリニックとは?
トラベルクリニックとは、海外に渡航される方、帰国後に体調を崩された方のための外来です。最近、旅行や留学、ビジネスなどで海外に行かれる方が増えていますが、行き先によっては様々な感染症に注意する必要があり、事前の情報収集や予防接種が重要となります。
当院のトラベルクリニックでは、予防接種のご相談から帰国後の体調不良に対する診察まで、感染症専門の医師が対応いたします。
ワクチン接種及び接種証明書作成
A型肝炎・狂犬病などの予防接種に加え、はしか・風疹、B型肝炎など国内で生活する上でも重要なワクチンの接種も可能です。また、マラリア予防のための内服薬処方も行っています。渡航先が同じでも、出発までの時間や滞在期間、現地での活動内容によりワクチンの必要性・優先度は異なりますので、問診を行った上で個別に対応を行っています。
ビザの取得や海外留学時の手続きに必要な健康診断書やワクチン接種証明書(英文も可能です)の作成も行います。
例:A型肝炎のリスクのある国 (厚生労働省検疫所FORTHホームページ https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name01.html )
【接種可能な主なワクチン】
A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、破傷風、4種混合(DPT-IPV)、2種混合(DT)、日本脳炎、インフルエンザ、麻疹、風疹、麻疹・風疹混合(MR)、水痘、ムンプス、ポリオ、肺炎球菌、髄膜炎菌
帰国後に生じた体調不良の診察
帰国後(あるいは渡航中から)に発熱や下痢などのため体調を崩される方も多くいらっしゃいます。風邪や胃腸炎が大半ですが、滞在先によっては現地に特有の様々な感染症も考慮する必要があります。当クリニックではデング熱・マラリアなどの病気にも対応しており、必要な場合は感染症内科での入院加療も行っています。
受診時にお願いしたいこと、注意点
受診をご希望の際は、まずは電話でご相談頂き、内容に合わせて予約をお取りします。
複数回の接種が必要なワクチンが多いことから、出発の少なくとも1ヶ月半前のご相談をお勧めします。
また、これまでに接種されたワクチンの情報が大切ですので、可能であれば母子手帳(携帯電話のカメラ等で予防接種歴部分を撮影したものでも構いません)の持参をお勧めしています。
尚、自由診療としての受診になりますので、健康保険は使用できません。費用については概算をお伝えすることが可能ですので、予約時もしくは診察時にご遠慮なく相談ください。
山陰のみなさまが安心して海外にお出かけできるよう、お手伝いいたします。
お問い合わせ連絡先
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