輸血部 概要
業務内容
鳥取大学医学部附属病院輸血部の使命は、輸血を必要とする患者さんに対して迅速かつ安全な血液製剤を供給することにより、高度急性期医療を支えることです。
令和6年度に、日本輸血・細胞治療学会が認定する輸血機能評価認定(I&A)の認証を受けました。
円滑な輸血業務のため、日本赤十字社血液センターとの連携を強化しています。これにより、これまで以上に地域の輸血療法のレベルアップに貢献できると考えています。
また、診療支援として、令和2年10月より血液製剤の分割処理、令和3年5月より再生医療等製品の調製を開始しました。令和5年1月より、院内でクリオプレシピテートの作成と運用を開始しており、令和6年4月より自己フィブリン糊の作成、同年11月にはCAR-T療法を開始しました。
認定細胞治療管理師が、末梢血幹細胞凍結保存処理や骨髄液血漿除去の補助を担当することで、造血器腫瘍患者さんなどのチーム医療に貢献しています
(輸血部長 河村浩二)