本院は、鳥取県地域医療介護総合確保基金事業による「在宅医療推進のための看護師育成支援事業」として訪問看護能力を強化する育成プログラムを開講し、人材育成に取り組んでいます。この事業を多くの方に知っていただくとともに、訪問看護の実際について理解を深めていただくため、9月9日(金)「T-HOC ひのセミナー」を開催し、育成プログラム受講者、一般の方、医療関係者ら138人の参加がありました。
開会挨拶では、清水病院長が育成プログラム受講者に向け「最新の知識を深め、相互に交流を深めていただきたい」と述べ、続いて景山日野町長 が「高度な技術を備えた訪問看護師が育つことを期待している」と述べられました。
講演では、株式会社 ケアーズ白十字訪問看護ステーション 暮らしの保健室 秋山 正子室長が、地域包括ケアの中での在宅ケアの推進について、また、藤田保健衛生大学 地域包括ケア中核センター 長谷川 洋子講師は医療系大学としての訪問看護ステーションの取り組みについてお話しされました。最後に日野町瑠璃光山泉龍寺 三島 道秀住職のユーモアあふれる法話があり、参加者は終始熱心に聞き入っていました。
公開講座のあと、育成プログラム受講者は宿泊研修に参加。多施設の受講生と講師が寝食を共にして2日間という時間を共有し、交流を深めました。
鳥取大学医学部附属病院「在宅医療推進のための看護師育成支援事業」ホームページはこちら