高気圧酸素治療室

2023年度は、230人の患者さんに1287件の高気圧酸素治療を実施しました。内訳は、保険診療で931件、自由診療で336件、臨床研究で20件でした。自由診療のうち42件は海上保安大学校の依頼による耐圧検査です。
空気塞栓:1例、急性一酸化炭素中毒:2例など医師の処置が治療中も必要な患者さんの治療や臨床工学技士が治療中介助する必要が有る症例も受け入れました。多人数用である第二種装置でなければ対応が難しい症例でした。保険診療で最も多かった適応疾患は、「骨髄炎または放射線障害」で384件行いました。次いで「突発性難聴」173件、「難治性潰瘍を伴う末梢循環障害」161件となりました。
自由診療では、ほとんどが「スポーツ外傷」で294件の治療を行いました。また、海上保安大学校からの依頼で、学生の耐圧試験を42件実施しました。今後も連携して耐圧試験を行っていく予定です。
今後も高気圧酸素治療を通じて、患者さんのADL向上と早期の社会・競技復帰のお役に立てればと思います。併せて、EBMの充実に寄与していきます。

松上紘生、南ゆかり

診療点数と自費設定

J027 減圧症又は空気塞栓 5,000点 30分又はその端数を増すごとに500点加算。
最大3,000点まで。1ヵ月以内。上限7回。
J027 その他 3,000点 適応疾患により、上限10回or30回。
自費 個人 12,100円 1回につき
自費 個人(時間外) 14,080円 1回につき
自費 チーム・団体 3,630円 1人当たり1回につき

適応と診療科一覧

年度別HBO件数

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