ワークライフバランス支援センター

当院ワークライフバランス支援センターは、平成22年4月に設置されました。

山田七子センター長以下、大羽沢子副センター長、事務スタッフ2名が、「多様な人材の育成、一人一人の能力発揮、活力と持続性に富む組織」の実現を目指し、(1)働きやすさ支援,(2)メンタルヘルス支援,(3)キャリア継続支援,(4)広報・モニタリング の4つの軸を基本方針に活動を展開しています。

令和5年度の事業内容

働きやすさ支援

  • 新規採用者オリエンテーション
    対象者に院内便で当センターの活動に関する資料を送付しました。
  • 図書の貸出
    ワークライフバランス、精神衛生、生活の知恵等に関連する本の貸し出しを行いました。これまでセンター内に配置していた本棚を廊下に移動したことで、職員のみなさまに観覧していただく機会が増え、貸出件数は86件にのぼりました。
  • Tomorrow通信
    vol.137~148を発行し、利用できる制度の案内,センターの取り組みの案内等について情報発信しました。裏面には副センター長編集の記事を掲載しています。
  • WLBカレンダー配付
    職員のためのサービス情報を月ごとのイベントと併せて確認できる「WLBカレンダー」を発行しました。
    2024年版も、職員が撮影した写真を掲載しました。
  • マタニティユニフォーム貸出
    医師,コメディカル職員を対象としたマタニティユニフォームの貸し出しを平成26年度から行っています。医師の要望を受け、これまでの白衣タイプだけではなく、スクラブもレンタルできるようにし、令和5年度は16名(白衣・スクラブ 合計40枚)の貸出がありました。
  • ハッピー子育て交流会
    産前・産後休暇や育児休業中の職員を対象に毎年開催しています。仕事と育児を両立する上で知っておきたい制度等について、総務課担当者や先輩職員から直接話を聞くことで復職への不安軽減につなげています。令和5年度は、医師・看護師あわせて10名が参加しました。
  • 仕事と育児の両立応援補助事業
    勤務中に民間保育サービスを利用した場合に、その保育料を補助する制度、「仕事と育児の両立応援補助事業」の申請窓口として取りまとめを行いました。令和5年度は、計1158件の利用がありました。
  • 家事支援サービス補助事業
    当院職員の仕事と家事の両立を応援し、安心して仕事に取り組むことができる環境づくりを行うことを目的に、令和4年度から家事支援サービス補助事業に取り組んでいます。令和5年度は、厚生労働省の『子育て世代の医療職支援事業』に採択され、補助対象となる家事支援サービス範囲を料理等の日常的な家事全般の手伝いや、産前・産後の家事支援にも広げることができました。
    令和5年度は合計192件の利用がありました。
    (利用内訳)医師・歯科医師:144件、看護師:31件、メディカルスタッフ:8件、事務職員:9件
  • 買い物代行サービス「トリメシ」「トリスト」・クリーニングサービス
    鳥大病院で働く職員の家事負担軽減と家事時間削減を目的に、令和5年度の新規事業として買い物代行サービスの取り組みを院内で実施しました。スマートフォンやパソコンから注文した商品を、所属部署やワークライフバランス支援センター前に設置した宅配ボックスに配達してもらい、仕事帰りや隙間時間に受け取ることができるようにしました。
    医師・歯科医師、看護師をはじめ、幅広い職種から利用申し込みがあり、64人の登録がありました。
    また、非対面式でクリーニングの預け入れ・決済・お渡しまで、スマートフォンとスマートロッカーだけで完結する「スマートクリーニングサービスLAGOO」を設置しました。

病児保育室とりっこハウス 登録・利用実績(令和5年4月~令和6年3月)

令和5年度は615件(医師267件、看護師308件、その他メディカルスタッフ25件、事務職15件)の利用がありました。

メンタルヘルス支援

相談件数(令和5年4月~令和6年3月)

  • 新規採用者等面談
    令和5年度内の採用者・異動者・昇任者93名に心理相談員との面談を行いました(前期:7~11月,後期:11月~12月)。昨年度より継続して、希望する医師・歯科医師も対象とし、全職種に対して実施いたしました。
  • 各種研修会
    各部署への出張支援を継続しています。大羽心理師が、以下のような研修を行いました。(6/26 医療安全必須研修会 職員間のコミュニケーション、8/31 総務課開催特定業務者研修(医局事務担当者など)、9/28 看護助手向けコミュニケーション研修、11/2 看護部ストレスマネジメント研修)
キャリア継続支援
  • 医師キャリア継続プログラム/「鳥取県医師復帰支援システム」
    離職した医師の職場復帰を支援する本プログラム・本システムを引き続き継続しました。利用について1件の相談がありました。
  • リフレッシュルーム
    令和3年度末に女性医師支援事業の一環でリフレッシュルームを改装し周知をしたところ、令和3年度14件だった利用が、令和5年度は316件に増加しました。
  • SDG`s世代ドクター子育てCafé
    令和元年度から開始した当事業では、変化するこれからの時代を踏まえて「出産・育児を控えている」・「子育てに関心がある」次世代を担う医師たちを「SDG`s世代ドクター」と捉えています。
    この世代が直面している子育てに関する課題について様々な立場や経験を持つ職員と自由に意見交換する場をつくることで、多様なキャリア形成・キャリア継続を考えるきっかけ作りを行っています。3年ぶりの開催となった令和5年度は、6/30、11/9、2/22の3回実施しました。
    このうち11/9は学外の会場で初めて開催し、鳥大病院以外に勤務する医師も数多く参加し、有意義な時間となりました。
  • 院内病児保育室とりっこハウス
    平成30年8月に開所した院内病児保育室とりっこハウスの利用登録の受付を行いました。
  • キャリア教育
    卒後臨床研修センターと共催で、医学科1年生(5/9)と医学科2年生(12/5)のキャリア教育で子育てとキャリアに関するアンケート調査を実施しました。
  • 英会話講座
    ネイティブスピーカーの講師を招き、キャリアアップを目的とした英会話講座(第一期:5~7月、第二期:8~10月、第三期:11~1月)を実施しました。(一学期:8名、二学期:7名、三学期:6名受講)。
  • 英語論文校正・投稿費補助、医局単位での英会話グループレッスン補助
    英語論文校正に加え、令和5年度より英語論文の投稿にかかった費用も補助対象となりました。37名、48件(英語論文校正36件、英語論文投稿12件)の利用がありました。医局単位での英会話グループレッスン補助は1団体、2件の利用がありました。
モニタリング
  • WLB調査
    鳥取大学医学部附属病院における職員のワークライフバランスに関する現状を調査し、働き方支援の課題や効果的な働き方支援について明らかにする目的で令和元年度より行っています。令和5年度は、令和6年1月上旬から2月中旬にかけて全職員を対象にワークライフバランス調査をWEB回答にて行いました。経営組織や上司、労働環境についての評価を経年比較することで、働きやすい職場づくりに向けた取り組み、改善策に役立てる予定です。

文責:大羽 沢子(副センター長)

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