輸血部

鳥取大学医学部附属病院輸血部の使命は、輸血を必要とする患者さんに対して迅速に、安全な血液製剤やアルブミン製剤等を供給することにより、高度急性期医療を支えることです。

円滑な輸血業務のために、日本赤十字社血液センターと連携を進めていきます。これにより、今まで以上に地域の輸血療法のレベルアップに貢献できると考えます。

令和2年10月より血液製剤の分割処理、令和3年5月より再生医療等製品の調整を始めました。また、クリオプレシピテートの作製、診療科への出庫も令和5年1月より稼働しています。

認定細胞治療管理師が、末梢血幹細胞凍結保存処理や骨髄液血漿除去の補助を担当することにより、造血器腫瘍患者さん等のチーム医療に貢献しています。

(輸血部長 河村浩二)

検査実績:件数

検査項目 R4 R3 R2
血液型 8823 8435 8258
不規則抗体スクリーニング 12492 11898 11367
抗体同定 142 121 80
直接クームス試験 154 136 115
間接クームス試験 134 118 107
コンピュータクロスマッチ試験 3868 3800 3662

輸血製剤使用実績:単位数

製剤 R4 R3 R2
赤血球-LR 7820 7755 7391
血小板-LR 14980 17640 14720
FFP 3322 3704 3248

自己血輸血実績:単位数

診療科 R4 R3 R2
整形外科 110 91 100
女性診療科 43 58 94
麻酔科 0 0 2
歯科口腔外科 2 4 8
形成外科 0 2 4
小児科 0 0 2
血液内科 3 4 3
158 159 213

成分採血実施件数(患者数)

診療科 R4 R3 R2
血液内科 14(13) 14(11) 14(11)
泌尿器科 1(1) 0(0) 1(1)
腫瘍内科 0(0) 0(0) 6(1)
小児科 0(0) 1(1) 1(1)
15(14) 15(12) 22(14)