材料部

部長(兼務):藤井進也、看護師長(手術部兼務):足立好美、副看護師長(手術部兼務):前田延子、外部委託職員15名で構成される。

  • 日本医療機器学会認定第1種滅菌技士1名、第2種滅菌技士3名、第1種圧力容器取り扱い作業主任者3名、特定化学物質取り扱い主任者3名を有する(2023.3.31現在)

1.材料部の使命は、患者と医療従事者に安全な医療機器を提供することを最優先と考えて、日常の業務を遂行することである。

2.材料部運営委員会を毎月開催し、新規採用物品の審議等を行っている。令和4年度の新規採用は43品目であった。

3.令和3年度の再使用品器材処理実績は以下の通りであった。

1) 洗浄・消毒、滅菌件数
令和3年度 令和4年度 増減
洗浄・消毒 533,598件 575,854件 42,256件増
蒸気滅菌 350,828件 352,732件 1,904件増
EOG滅菌 2,626件 3,518件 892件増
低温プラズマ滅菌 6,735件 4,736件 1,999件減
合計 893,787件 936,840件 43,053件増
2) 洗浄機、滅菌器稼働回数
令和3年度 令和4年度 増減
自動洗浄装置:WD 11,398回 11,259件 139回減
低温煮沸洗浄機:RQ 550回 455回 95回減
蒸気滅菌器:AC 4,420回 5,042回 622回増
EOG滅菌器 102回 108回 6回増
プラズマガス滅菌器 447回 161回 286回減
合計 16,917回 17,025回 108回減
3)保育器分解・洗浄・消毒件数
令和1年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度
保育器 58台 61台 56台 60台
4. 病棟・外来器械紛失数
令和1年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度
紛失器械合計 24点 25点 19点 46点

5. 低温プラズマ器材と蒸気滅菌器材を統一した滅菌履歴管理方法(T-DOCシステム)に変更した(2022.10~)

6. より安全な滅菌物を提供するため、各部署配置の滅菌器材の保管状況および滅菌有効期限切れを点検(1回/3ヶ月)し、安全な滅菌物を提供している。

7. 器材を使用する臨床現場への提供が遅延することがないように、計画的に洗浄・消毒・滅菌を実施している。

8. 病棟、外来の洗浄を一元化することによって、安全で質の高い洗浄を実施している。

(足立好美)