診療支援技術部

1.役職者

部長 山下栄二郎
部長補佐 原文子
部長補佐 野上智
副部長 (業務・医療安全担当) 山川隆
副部長 (人材育成・教育担当) 市川ひとみ
副部長 (総務・研究支援担当) 中力直樹

2.職員の採用・登用に係る取り組みについて

診療支援技術部長は様々な職種の医療技術職員の新規採用、常勤の登用試験に関わりを持ち、適切な人材の採用や常勤登用に努めた。2022年4月の新規採用職種は診療放射線技師、臨床検査技師、視能訓練士、臨床工学技士、理学療法士の5職種であった。

3.診療支援技術部スローガンの策定について

2022年1月に診療支援技術部のスローガンを「多職種で挑み創出する、高度な医療技術の提供」と定めた。このスローガンは2021年度に部内公募し選定した。

4.病院広報活動への関わりについて

  • 病院広報誌カニジル 2021年8月:診療支援技術部長 放射線技師長 山下栄二郎
  • 病院広報カニジルラジオ
    :2021年7月24日:リハビリテーション部 理学療法士 橘田勇紀
    :2021年9月25日:診療支援技術部長 放射線技師長 山下栄二郎

5.診療支援技術部内での診療協力について

診療放射線技師と歯科技工士は、歯科口腔外科の手術に用いる3Dモデルの製作を通じて、協力して業務を行っている。画像の抽出、3Dモデルの製作を診療放射線技師が行い、作成された3Dモデルを用いたモデルサージェリーや再建用プレートのプレベンディングを歯科技工士が行っている。

6.医工連携シンポジウム・機器展示会の開催について

主催 新規医療研究推進センター、診療支援技術部
会の名称 共学講座 医療機器開発人材育成共学講座
「医工ぜ!とりだいStartup シンポジウム」 ~私が創る医療機器~
日時 2022年3月30日(水)
内容

【シンポジウム】

開催時間 18:00~21:00
会場 第2中央診療棟会議室3,4
第1部
  • シンポジウム開会あいさつ
    原田病院長
  • 新規医療研究推進センター取り組み紹介
    新規医療研究推進センター
    研究実用化支援部門 植木部門長
  • 診療支援技術部取り組み紹介
    • 1.診療支援技術部の取り組み紹介
      診療支援技術部 山下部長
    • 2.演題発表
      ①「心理的要因が関連した転倒の実態調査」作業療法士 射場靖弘
      ②「カテーテル後における上肢穿刺部位屈曲予防のための紙素材シーネの考案」診療放射線技師 岩田直樹
第2部
  • 基調講演 hinotoriの開発について
    演 者 広島大学泌尿器教授 日向信之 先生
  • 山陰医療人材育成支援機構の設立紹介
    武中副病院長
  • 閉会挨拶 新規医療研究推進センター
    黒﨑センター長

【企業展示会】

開催時間 16:00~20:00
会場 新建設の福利厚生施設棟2階多目的スペース
内容
  • 医療機器展示・医工連携展示
    参加企業 23社
  • 参加者数 シンポジウム 127名
    企業展示会 66名

7.特別委員会における取り組みについて

1) 人材育成・教育特別委員会

(1)委員会開催状況

2021年4月8日、5月13日、6月3日、7月8日、8月5日、9月2日、10月7日、11月18日、12月2日、
2022年1月6日、2月3日、3月3日
(計12回開催)

(2)部署見学

新型コロナ感染症のため、2021年度は中止

(3)疾患勉強会

2021年10月1日 リハーサル・事前打ち合わせ
2021年10月11日(月) 第9回疾患勉強会「新型コロナ感染症(COVID-19)」

①「新型コロナウイルス感染症と画像検査」
放射線技術領域 野崎 航平

② 「重症コロナウイルス感染者に対するリハビリテーションの経験」
リハビリテーション技術領域 曽田 武史

③ 「ECMO―メカニズムとその実際―」
臨床工学技術領域 山増 圭司

開催方式:Google MeetによるWEB開催
参加人数:66名(芳名録登録者)

(4)共通研修

2022年3月7日~3月17日

接遇研修会 「接遇~臨床での基本マナー~」
鳥取大学医学部附属病院 救命救急センター 足立好美 看護師長

開催方式:オンデマンド開催(You Tube限定配信)
参加人数:(芳名録登録者)92名

2)業務・医療安全特別委員会

(1)定例会議開催状況 1回/月

各領域からインシデントの報告。
新型コロナウイルス感染症についての各領域の対策報告。
→問題点、対策について検討し情報の共有を行った。

(2)対策班活動

<転倒転落対策班>
移乗方法のレクチャー実施
7月 検査部
10月 CT室

<感染対策班>
医療器具のディスポ化、CO2測定装置の活用を促進

<患者受付誤認対策班>
インシデント聞き取り、受付状況の確認を実施し報告
6月 CT,MR室
7月 透析室
8月 眼科外来
10月 歯科口腔外科
1月 リハビリ

3) 研究支援・総務特別委員会

(1) 定例会議開催状況

1回/月開催

(2)ミニレクチャー

① 2021年7月28日:私の研究遍歴と学んだこと

演者 遠藤由香利(病理技術)、橋本祐樹(検査技術)
会場 検査部カンファレンス室を主会場とするWEB開催
参加者 20名

② 2021年10月25日:スライドの作り方

演者 松重貴大(病理技術)
会場 検査部カンファレンス室を主会場とするWEB開催
参加者 約20名
(3)科学研究セミナー

①2021年8月27日:科研費採択タイトル紹介・科研費に関する講演 (データベース)

演者 畑山祐輝(検査技術)、橋本祐樹(検査技術)
会場 検査部カンファレンス室を配信元とするWEB開催
参加者 12名

②2021年11月24日:EndNote

演者 図書館司書 足立美和 先生
会場 検査部カンファレンス室を配信元とする完全WEB開催
参加者 25名
(4)診療支援技術部学術・部長賞

①実行委員長マニュアル作成 橋本恭平(眼科技術)

②表彰状授与

日時 2022年3月3日 18:00~
場所 第2中央診療棟第2会議室
実行委員長 岸本淳一
新人賞 2名
奨励賞 3名
功績賞 5名
部長賞 2名
(5)第6回診療支援技術部学術大会
開催日 2022年2月19日(土)
(2022年4月23日に開催延期:Covid-19の流行での学内イベント開催制限による)
大会長 山下栄二郎 部長
実行委員長 畑山祐輝(検査技術)
テーマ Challenge to Smart Hospitals ~ 私たちが見据える未来医療 ~
特別講演 「スマートホスピタルを考える」
演者 鳥取大学研究推進機構研究戦略室URA准教授
古賀敦朗 先生
特別講演 「未来志向とWell-being」
演者 日本ユニシス株式会社
一般演題 8演題

(文責 中力直樹)