緩和ケアセンター

令和3年度の活動状況

1. 緩和ケアチーム

身体担当医:消化器内科2名、呼吸器内科1名、麻酔科1名、精神担当医:精神科2名と、がん看護専門看護師2名、緩和ケア認定看護師1名、薬剤師2名、臨床心理士1名、MSW1名、歯科衛生士1名、管理栄養士2名による多職種で緩和ケアチームを構成している。カンファレンス・回診を週1回実施し、患者の苦痛を全人的苦痛としてあらゆる角度からアセスメントし、各専門的見解を以て患者の症状緩和に努めている。緩和ケアチーム紹介件数および依頼内容の年次推移を以下に示す。

今後の展望

令和3年度9月より病棟担当看護師から緩和ケアチーム看護師への直接紹介を可とし、その結果、紹介患者数がわずかに増加したが、依然として目標紹介数(120件/年)を下回っているのが現状である。次年度からは緩和ケア専門医による専門外来を新規に立ち上げ、より強固な緩和ケア診療を推進していく方針である。

執筆 小谷昌広