感染症内科
感染症内科では感染症全般の診療を行っている。院内・院外からの感染症相談に応じるとともに全診療科にわたる血液培養陽性症例の診療支援を行っている。またHIV感染症やマラリアなどの輸入感染症、潜在性結核感染症などの特殊感染症の診療や海外渡航目的のワクチン接種を行っている。特に令和2年以降の新型コロナウイルス感染症の蔓延に際しては疑い症例の対応を含め、陽性患者の入院診療も行っている。また新型コロナウイルス感染症罹患後の様々な症状に対応するため、「新型コロナウイルス感染症後遺症外来」を令和3年11月より開始した。
令和3年度実績
- 外来患者数 延べ 11112人
- 新規入院患者数 105人
(肺炎、化膿性脊椎炎、感染性心内膜炎、トキソプラズマ網膜症、トキソプラズマ脳炎(疑い)、日本紅斑熱、頚椎偽痛風、HIV、不明熱 、COVID-19他) - 院内血液培養陽性症例フォローアップ件数 新規 約460件
- 院内感染症診療コンサルト件数 新規 180例 (電話対応のみは除く)
- 新型コロナウイルス感染症 入院患者数 84人
- SARS-CoV-2 PCR陰性証明書 159人
(感染症内科 北浦 剛)