部長：山元　修　　助手：田原誉敏　　看護部副部長（手術部・材料部兼務）：分倉千鶴子

副看護師長（手術部兼務）：足立好美　　看護助手2名（正規職員1名、パート1名）

外部委託職員8名で構成されている。

日本医療機器学会認定第1種滅菌技師1名、日本医療機器学会認定第2種滅菌技士3名、第１種圧力容器取り扱い作業主任者4名、特定化学物質取り扱い主任者4名を有する。
（2012.3.31現在）

1. 材料部の使命は患者と医療従事者に、安全な医療機器を提供することを最優先と考えて日常の業務遂行をしている。
2. 材料部運営委員会が毎月開催され、新規採用物品の審議等を行っている。平成23年度は193件の新規採用があった。
3. 平成23年度（2011.4.1～2012.3.31）再使用品器材処理実績は以下の通りであった。
   ① 洗浄・消毒、滅菌件数

   	22年度	23年度
   洗浄・消毒	272,999件	242,256件
   高圧蒸気滅菌	232,847件	261,767件
   ＥＯＧ滅菌	13,399件	11,673件
   低温プラズマ滅菌	6,166件	6,477件

   　　　② 保育器分解・洗浄・消毒件数

   	22年度	23年度
   保育器	173件	119件

   ○呼吸器回路など一部を除きディスポ器材に変更となった。

4. 滅菌、洗浄の確実な日常管理を行うことで、より質の高い器材を提供している。
5. 各部署配置の処置セットの滅菌有効期限切れの点検と、各部署の滅菌物の保管状況の点検を実施し、安全な滅菌物の提供をしている。
6. 病棟、外来の洗浄がほぼ一元化できたことで、より安全な器材の提供ができるようになった。
7. 手術器械の回収・洗浄・セット組・滅菌業務の大半を材料部に移行した。
8. 平成２３年度から、病棟と外来の臨時器材のトレーサビリティーが開始となり紛失器械の減少につながった。今後は、セット器材も含めたトレーサビリティーを開始する。

（分倉千鶴子）