材料部 部長：山元　修、　助手：田原誉敏、　　副看護部長（手術部・材料部兼務）：分倉千鶴子、副看護師長（手術部兼務）：足立好美、　　看護助手２名（正規職員１名、パート１名）、外部委託職員７名で構成されている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
日本医療機器学会認定第１種滅菌技師１名、日本医療機器学会認定第２種滅菌技士３名、第１種圧力容器取り扱い作業主任者３名、特定化学物質取り扱い主任者３名を有する。（2011.11.18現在）

1.  材料部の使命は患者と医療従事者に、安全な医療機器を提供することを最優先と考えて日常の業務遂行をしている。

2.  材料部運営委員会が毎月開催され、新規採用物品の審議等を行っている。平成２２年度は114件の新規採用があった。

3.  平成２２年度（2010.4.1～2011.3.31）再使用品器材処理実績は以下の通りであった。

①  洗浄・消毒、滅菌件数

②  保育器分解・洗浄・消毒件数

○平成２１年度末に低温プラズマ滅菌器を導入しＥＯＧ滅菌に一部移行できた。今後もＥＯＧ滅菌の残留ガスの毒性や発癌性、環境問題を考慮し、滅菌の適正化を図っていく。

○平成２２年よりプリオン病２次感染予防対策マニュアルの開始も加わり、ディスポ器材が増加傾向にある。

○呼吸器回路なども一部ディスポ器材に変更となった。

４． 各部署配置の処置セットの滅菌有効期限切れの点検と、各部署の滅菌物の保管状況の点検を実施し、安全な滅菌物の提供ができるようにしている。

５． 平成２１年度末に洗浄・滅菌装置が全面更新され、手術器械の回収・洗浄・セット組・滅菌業務の大半を材料部に移行した。今後さらに手術器械の処理業務を充実させ円滑な手術部運営に貢献できると考えている。

 （分倉千鶴子）