3-2-25. 総合診療外来

総合診療外来では、外来受診時にどの専門外来を受診するか不明確な患者さまを対象として診療を行い、診察医の判断により診断・治療または専門外来への紹介を行っています。平成20年度は95名の患者さまの診療を行っており昨年度とほぼ同数です。実際の診療は、荻野医師、長田医師が週一回の外来を担当する他、救急災害科の医師に担当していただいています。

厚生労働省および日本医師会では、総合的診療能力をもつ医師の制度化が検討されており、総合医、総合診療外来の重要性は今後益々認識されるものと思います。また、卒後臨床研修の質の向上を更に図る上でも、総合診療外来の充実は極めて重要な課題です。現在の総合診療外来は、あくまでも各診療科の外来との連携によって業務が行われていることから、今後とも各診療科の更なるご協力をお願い申し上げます。