3-3-15. 透析室

透析室は泌尿器科外来に隣接しており、現在病床数8床、透析監視装置9台を有している。原則的には院内で発生した急性腎不全および入院中の慢性腎不全を対象としているが、学生教育のため若干の外来通院の慢性維持透析患者も受け入れている。平成19年度の総症例数は96症例であり、内訳は手術目的に当院入院となった患者が69例、検査目的のための臨時透析が16例、新規透析導入が9例で、外来通院の慢性維持透析患者2名であった。

近年の糖尿病性腎症による透析導入患者の増加の影響もあり、糖尿病を有する患者が増加し、高齢、多数の合併症を有する患者が大多数を占めている。今後も同様の状況が続くと予想される。

(松本 真由子)