透析室

 透析室は中央診療施設部門として主に各科の入院患者の血液透析を行っている。血液透析用患者監視装置を4台、血液濾過透析用患者監視装置を6台、計10台常備している。また陰圧室を有し、感染症患者の血液透析にも対応している。透析室での透析のほか、重症患者に対応するため、ICU-2、HCUおよび救急災害科病棟での透析も担当している。腎臓内科医5名、看護師4名、臨床工学技士3名が従事している。

 平成28年は急性腎不全が18例、慢性腎不全の血液透析導入が48例、透析患者の合併症による入院中の透析が116例で、血液透析の実施件数は計2251件であった。その他潰瘍性大腸炎に対するGCAP(顆粒球吸着療法)を7例、46件 LACP(白血球除去療法)を1例、2件実施した。

文責:宗村千潮