低侵襲外科センター

 鳥取大学医学部附属病院低侵襲外科センターは平成23年2月に設立された。このセンターの使命は、先進的な低侵襲手術(ロボット手術、鏡視下手術、カテーテル手術等)をより安全に患者さんに提供することであり、そのための医療安全管理体制の確立と若手医師の教育システムを構築することであった。現在この目的は達成され、全外科系診療科が垣根を越えて切磋琢磨し新規技術の導入に努め、麻酔科、手術部看護師、臨床工学技士、医療サービス課の中央部門と協力し、最先端の医療を安全に提供できる体制となっている。

 ロボット支援手術は平成28年度末で通算650件を超え、最新の手術手技を安全に導入していく体制が確立された。今後の保険適応の拡大、先進的治療開発に対応していく上で重要な役割を担う組織であると自負している。

 

              低侵襲外科センター長 藤原義之