手術部

 平成28年4月からは,新しい手術枠が運用開始となりました。麻酔科管理手術枠そのものは昨年までと同様ではありましたが,手術件数は昨年度(平成27年度)に比べ529件増の7,620件であり,過去最高となりました(表1)。

 医療安全に配慮しつつ,効率的運用にご尽力いただきました外科系各科医師,麻酔科医師,手術室看護師,臨床工学技士はじめ,手術部に関わるすべて方々のご尽力・ご協力に改めて御礼申し上げます。

 特定機能病院要件の見直しに伴い,予想された(術後)合併症であってもインシデント報告をおこなう等,適切に対応することが求められるようになりました。手術部においても,これまで以上にインシデントの要因分析や対策を適切に講じる必要があります。

 安心・安全な手術医療が提供できるように,外科系診療各科,麻酔科,手術部看護師,臨床工学技士,看護助手など手術部に関わる全職種の方々との連携をさらに強化していきたいと考えております。皆様方には,手術部の業務に関して今後ともご理解とご協力をお願いいたします。

 

                                                                                                                              手術部 谷口雄司

 

最近5年間の手術件数の推移(表1)
年度 手術件数
平成24年 6,737
平成25年 7,168
平成26年 7,070
平成27年 7,091
平成28年 7,620

 

 

各診療科別手術件数(表2)
循環器内科 124 放射線科 0
呼吸器・膠原病内科 0 女性診療科 559
精神科 51 麻酔科 48
消化器外科 524 歯科口腔外科 264
心臓血管外科 425 脳神経外科 265
乳腺・内分泌外科 185 救急災害科 2
整形外科 741 小児外科 108
皮膚科 308 形成外科 289
泌尿器科 503 胸部外科 234
眼科 2,097 小児科 114
耳鼻咽喉科・頭頚部外科 759 合計 7,620