低侵襲外科センター

当センターは、ロボット支援手術を核として、7つの診療科、手術部、MEセンターからなる横断的組織である。ハード面では、国内初のロボット支援手術専用手術室を有し、本年度は手術用ロボットとしてda Vinci Siシステム(dual consple)を導入している。我々のミッションは、医療安全、先進的医療、臨床・基礎研究の推進である。ロボット支援手術件数は平成27年10月で約500件をこえ、Clavien分類3度以上の合併症は2%と、安全な手術が遂行されている。また、記念講演会、市民公開講座、ホームページ更新など、情報公開、地域住民に対する啓蒙活動などにも積極的に取り組んできた。今後、これらをさらに発展させるとともに、新たな術式、新たな医療機器開発などにも取り組んでいきたい。

                                       (センター長 武中篤)