化学療法センター
鳥取大学医学部附属病院化学療法センターは、平成27年10月に化学療法に関連する専門的な業務に対応できるよう設立された。県がん診療連携拠点病院として高いがん医療体制を確保し、最新の情報や研修の場を提供している。
1.外来化学療法室
QOLの改善と医療経済の面からも外来化学療法はますます広がることが予測される。化学療法認定看護師の採用など、その整備と充実に関する業務を行っている。 平成27年度の外来化学療法の症例数を表に示す。
平成27年度外来化学療法件数 |
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消化器外科 | 892 |
呼吸器内科 | 1077 |
消化器内科 | 557 |
女性診療科 | 343 |
乳腺外科 | 703 |
胸部外科 | 160 |
泌尿器科 | 93 |
整形外科 | 404 |
血液内科 | 797 |
耳鼻咽喉科 | 181 |
眼科 | 17 |
口腔外科 | 35 |
皮膚科 | 34 |
小児科 | 62 |
脳神経外科 | 174 |
合計 |
5529 |
2.化学療法審査専門部会
化学療法レジメの定期的な審査をはじめとして、化学療法に関する課題や今後の対策など、医師・看護師・薬剤師など多職種により幅広く意見交換を行っている。
3.教育・研究支援
がんプロフェッショナル養成基盤推進プランに参画し、がん医療人の養成を行っている。公開教育セミナーをがんセンター、緩和ケアセンターと共同で開催。
鳥取県がん診療研修会の開催にも携わっている。
執筆 大山賢治