整形外科

  当科は、リウマチ性疾患、骨関節変性疾患、脊椎脊髄疾患、四肢・脊椎外傷、手外科、骨軟部腫瘍、代謝性骨疾患など運動器に関わる様々な疾患を扱っています。あらゆる分野に対応できるように各分野専門スタッフを揃えて診療体制を整えています。

【外来】
 外来診療は、新患は月、水、金曜日、再来は月から金曜日まで毎日対応しています。専門外来として、リウマチ性疾患、脊椎脊髄疾患、末梢神経障害、骨軟部腫瘍、股関節、膝関節、肩関節、手外科、スポーツ障害、小児疾患、骨代謝(主に骨粗鬆症)を開設し、診療にあたっています。平成26年度の診療内新患患者は828名でした。

【入院】
 整形外科・リウマチ科病棟は主として8階A病棟を使用していますが、患者の年齢、重症度を勘案して小児病棟、高次集中治療病棟なども利用しています。

【手術】
 平成26年度の手術件数は676件であり、年々増加しています。手術部、麻酔科,救急災害科などの協力を得て、定期の手術以外にも重度外傷などの緊急手術にも対応しています。 

        手術実績

骨折

88

脊椎

131

人工関節

80

骨切り術

9

感染症

48

手外科・マイクロ・再建

93

関節リウマチ

8

骨軟部腫瘍

53

関節鏡視下手術

90

末梢神経

25

外傷・その他

53

合計

676(重複あり)


【今後の展望】

 先進的な治療を積極的に取り入れると同時に,地域医療により貢献するため,病診連携・病病連携体制を構築していきたいと考えております。                    

                                           (文責:林原雅子)