卒後臨床研修センター

本センターは平成14年1月に設置されました。センター長以下、センター長補佐1名、副センター長2名、センター教員18名で構成されています。本センターの役割は、卒後臨床研修の全ての事項について具体的な方策を練り実行することです。本センターの活動方針は卒後臨床研修委員会(以下研修委員会)で検討されますが、センターでは、学生・研修医の意見を集約し、臨床研修委員会に提案を行っています。

本センターには、(1)プログラム・評価(2)募集・マッチング(3)研修便り(4)研修医健康管理室の各専門部会が配置され、主に初期研修プログラムの作成・管理、研修医の評価、研修医の募集を行い、「将来、医療現場のリーダーとしてふさわしい安全・安心で、最高・最適な医療を提供できる医療人」の養成を目指しています。     また、センター教官が分担して研修医一人ひとりのメンターとなり、定期的な面談を行うとともに、研修医の自己ストレスチェックも行いました。

以下に平成25年度の取り組みを記します。

1)指導医養成講習会を平成25111617日に開催しました(共催:鳥取県臨床研修病院協議会)。受講者は47名でした。

) 鳥取県臨床研修セミナーを開催しました。

  第1回 平成251010日「総合診療~総合診療外来症例検討~」

   名古屋大学大学院医学系研究科総合医学専攻 伴 信太郎教授

    2回 平成26210日「専門医が医療制度を変える」

   香川大学副学長・医学部附属病院長・総合診療科 千田彰一教授 

3)卒後初期・後期臨床研修合同説明会を開催しました。

       平成2558日に開催し、第1部では鳥取大学病院の関連基幹型病院と鳥取大学病院がプレゼンテーションを行い、第2部では、関連基幹型9病院と鳥取大学病院診療科(部)がブースを設置し、個別面談を行いました。

      ※鳥取大学病院診療科(部)ブース設置数 22  

         説明会参加者 学生99名、研修医30

4)鳥取県地域医療サマーセミナーで6人、鳥取県地域医療スプリングセミナーで6名の学生見学を受け入れました。

5)卒後初期臨床研修プログラムの作成、公表を行いました。小児、産婦をはじめ、自由選択、最先端外科、精神科、救急、山陰たすきがけ、関西たすきがけの各プログラムを作成しました。

6)平成26年度の研修医採用面接試験を7月、8月、9月に各1回、計3回行いました。平成26年度の初期臨床研修マッチング結果は、本院は13名のマッチングでした。

7)教育セミナー・総合プログラムを年間40回開催しました。

8)平成25年度ベストレジデント3名と優秀指導医賞8名を選出し、表彰しました。

9)平成25年度臨床研修修了式が平25328日(金)に行われました。今年度医科19名の研修医が初期臨床研修を修了しました。

10)「卒後研修便り」の発行や、鳥取大学の学生(6年生)と春に面談を行い、卒後臨床研修の情報提供や学生の動向調査を行いました。

11)平成2621日に第1回鳥取大学医学部附属病院JMECC講習会(内科救急+ICLS)を開催し、本院内科の各診療科医師が講師を務め、研修医12名が受講しました。

      

                        ( 山田七子 )