院外処方せんへの検査値の表示開始について

院外処方せんへの検査値等の表示開始について

 

 この度、鳥取大学医学部附属病院では地域保険薬局と連携して患者さんに安全で安心な薬物療法を提供するため、平成28年3月1日(火)より、患者さんの検査値を院外処方せんに記載することといたしました。記載される検査項目など詳細につきましては下記をご覧ください。

 

 

  1. 検査値表示開始日:平成28年3月1日(火)
  2. 表示する検査項目:WBC,Hb,Plt,PT-INR,AST,ALT,T-Bil,血清Cr,Ccr,CK,K,HbA1c(12項目) 
    • 各検査項目の基準値は処方せん用紙内に検査値と共に表示されます。
  3. 留意事項
    • 記載されている検査値は過去3ヶ月以内に測定された直近の値です。(空欄の場合は、3ヶ月以内に測定された値がありません)
    • Ccr(クレアチニンクリアランス)は、血清Cr値からCockcroft-Gaultの計算式(下記)を用いて算出しています。
    • 身長、体重、体表面積については、必ずしも現状を示していません。測定日を確認の上、必ず患者さんに確認しください(Ccrの計算結果も体重により影響を受けます)。

 

院外処方せん(見本)

患者さん向けポスター

 

      (参考)Cockcroft-GaultのCcr計算式

      男性:Ccr = {(140-年齢)×体重(kg)}/{72×血清クレアチニン値(mg/dL)}

      女性:Ccr = 0.85×{(140-年齢)×体重(kg)}/{72×血清クレアチニン値(mg/dL)}