鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンター

Tottori University Robotic Surgery Training and Medical Device Innovation Center (ToRSC)
鳥取大学ロボット手術研修開発センターは、2025年9月、鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンター Tottori University Robotic Surgery Training and Medical Device Innovation Center(ToRSC:トルシー)へ名称変更いたしました

 
ToRSC_logotype

  

 

 

研修告知リンク  鳥取大学_共学講座

 

1.ToRSCとは

鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンター(ToRSC : Tottori University Robotic Surgery Training and Medical Device Innovation Center、トルシー)は、ロボット支援手術の高度化と医療機器開発、人材育成を目的として、2024年4月1日に鳥取大学医学部附属病院内に設立された産学連携拠点です。
臨床現場と直結した環境の中で、医療ニーズ起点の製品開発・改良・実装を一貫して支援します。
ミッション

より安全で高度な医療手技・医療機器の創出と実践的人材育成を通じて、医療の質と未来を切り拓く。

ビジョン

高度医療を支える人材・機器・手技を継続的に創出する持続可能な組織として、医療イノベーションをとっとりから世界へ発信する。

 

ロボット支援手術とは…

医師がda Vinciやhinotori、Hugoなどの手術支援ロボットを使い、内視鏡カメラと細かな動きが可能なロボットアームを遠隔で操作して行う手術のことです。小さな切開で体への負担を抑えつつ、人の手以上の精密な動きにより、安全で正確な手術を実現します。
 
 

2.イベント情報

● センター・各部門のイベント情報はこちら をご覧ください。

 

3.概要

取り組み
本センターは、手術支援ロボットを常設した全国でも有数の施設として、da Vinci Xおよびhinotoriを用いた高度な手術研修を提供し、実践力を備えた医療者の育成を推進しています。また、AMED事業の助力を得て10年間で30品目を上市してきた医療機器開発の実績をもち、事業化・知的財産・薬事・評価をワンストップで相談できる体制を整えています。さらに、鳥取大学工学部から始まる医工学教育とも連携し、優れた医療技術を持つ医師に加え、医療と工学の融合領域で活躍する医工学人材の育成にも注力し、未来の医療イノベーション創出を支える拠点として活動しています。

 

4.病院長あいさつ

鳥取大学医学部附属病院 病院長
武中 篤

武中 篤病院長

鳥取大学医学部附属病院 鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンターのホームページをご覧いただきありがとうございます。

当院では、平成23年に低侵襲外科センターを設立し、ロボット支援手術を中心とした安全な低侵襲手術の実践に病院全体として取り組んで参りました。世界的にロボット支援手術は増加傾向にあり、本邦でもロボット支援手術の保険適用範囲が拡大していることから、増加の一途をたどることが予想されます。

本院では、令和6年4月1日に、ロボット支援手術を含む低侵襲手術の技術向上をはじめ、若手医師の育成、新たな術式や医療機器の開発を目的として、「鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンター」を設立しました。

当センターは、当院の泌尿器科、呼吸器外科、消化器外科、女性診療科、頭頚部外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、形成外科など複数診療科が自由に利用できるだけでなく、院外からの研修も広く受け入れることができます。

また、当センターでは、ご献体によるロボット支援手術の研修が実施できる点も大きな特徴となっています。鳥取大学では2019年に医学部臨床解剖教育研修センターが設立され、2020年よりご献体による手術研修が実施されており、今回さらに当センターが設立されることによって、ロボット支援手術の研修も実施可能な環境が整いました。安全で良質な手術を患者さんに提供するためには、手術支援ロボットを操作する技術に加えてご献体で学ばせていただく解剖学的知識が非常に大切です。当センターは、全国的にも数少ないご献体によるロボット支援手術を支援する施設として社会に貢献していきたいと考えております。

ロボット手術を含めた医療機器分野のテクノロジーは今後も急激に進歩することでしょう。鳥取大学医学部附属病院は、低侵襲外科センターや鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンターを最大限に活用し、トップレベルの手術治療を提供して皆様のご期待に応えられるよう取り組んでまいります。

 

5.センター長あいさつ

鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンター(ToRSC)センター長
医学部附属病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野 教授
藤原  和典

藤原センター長

このたび、2025年4月1日付で鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンター(ToRSC)のセンター長を拝命いたしました、藤原和典です。

近年、外科領域ではロボット手術をはじめとする低侵襲手術が急速に発展し、従来に比べて格段に安全で精密な手術が可能となってまいりました。本学では、全国に先駆けて低侵襲外科センターを設立し、附属病院を挙げてロボット手術の積極的な導入と実践に取り組んできた結果、現在では多くの診療科でロボット手術が行われ、年間の手術件数は500件を超えています。
こうした取り組みをさらに推し進めるべく、本学ではロボット手術の技術向上や若手外科医の育成、さらには新規術式や医療機器の研究開発を目的として、「鳥取大学ロボット手術研修開発センターToRSC(トルシー)」を設立いたしました。

本センターの優れた特色は、ご遺志によりご提供いただいた貴重なご献体で学ばせていただく実践的なロボット手術研修であります。人体解剖学に基づいた高度な手術技能の修得には、ご献体による研修が不可欠であり、本センターでは全国的にも稀有な最先端の研修環境を整備しています。このような環境のもと、若手を含む多くの医師がロボット手術の専門性を高め、熟練した技術を身につけ、新たな術式を習得しています。研修で得られた知識と技術は、速やかに臨床の現場に還元され、患者さんの治療に直接役立てられています。
さらに本センターの特色として、ロボット手術の新たな術式の開発や、先端医療機器の研究開発を展開していくことがあります。これらの開発を推進できる専門的な視点や先進的な技術を持つ人材の育成を通じて、未来の医療の発展に貢献したいと考えています。

本センターの活動が、多くの方々にとって有益なものとなるよう、精一杯努めてまいります。今後とも、皆様のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

6. 組織体制

部門構成

ToRSCは手術教育・技術開発部門、医療機器開発部門、イノベーション人材育成部門の3部門で構成されています。

●手術教育・術式開発部門

手術支援ロボットを活用した臨床解剖手術研修による医師の育成、および術式開発を推進します。
 

●医療機器開発部門

医療従事者の臨床ニーズと企業・研究者を結び、ニーズ抽出→試作→評価→事業化まで、一気通貫で医療機器開発を推進します。
 

●イノベーション人材育成部門

革新的医療機器の開発を担うイノベーション人材を育成し、事業化に必要な実践力を企業人材と学生に提供します。


ToRSC組織図v6

7. お問い合わせ先

鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンター(ToRSC)
TEL:0859-38-7632(土日祝日を除く10:00~15:00)
メール:torsc@ml.med.tottori-u.ac.jp