頭頸部診療科群(耳鼻咽喉科・頭頸部外科) 概要

頭頸部診療科群(耳鼻咽喉科・頭頸部外科)について
頭頸部診療科群(耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
  • 0859-38-6622

 

 

診療内容

頭頸部がんに対する機能温存治療

 頭頸部癌のうち多くは扁平上皮癌と呼ばれるタイプで、比較的放射線がよく効く癌ですので、初期の喉頭癌などでは放射線治療単独で根治することもあります。しかし多くの進行癌では根治しないことが多く、抗癌剤と組み合わせたり、術後の再発予防に用いたりします。化学療法(抗癌剤)は頭頸部癌では他がんと比べて効果的なことが多いものの化学療法単独での根治は困難で、手術治療や放射線治療の補助療法として用いられます。術後や再発時の維持療法として用いることもあります(化学療法外来)。これらを考慮しつつ患者・家族と相談し、治療方針を決定します。

頭頸部癌に対する機能温存治療

 2013年1月より、当科で手術ロボットを用いた経口的咽喉頭癌切除術を開始しました。口からロボットを導入し、咽頭内腔より癌を切除する手術であり、嚥下(飲み込み)機能を温存できるメリットがあります。現在は、中咽頭癌・下咽頭癌・声門上癌の早期癌に行っています。
詳細は、鳥取大学医学部附属病院低侵襲外科センターHPをご参照ください。

山陰で唯一の人工内耳手術認可施設です。

 平成15年3月に山陰で初めての人工内耳挿入術を施行しました。手術後1週間で音入れをしました。子供なので最初は初めての充分な音の感覚に驚き、泣き出しましたが、すぐに慣れました。手術後1ヶ月後頃から周囲の音に気づきはじめ、現在ではことばを聞き取ろうとする姿勢が向上してきています。
 7月に2例目の女の子の人工内耳挿入術を施行しました。この子は小さい頃は補聴器を使えていましたが、難聴が悪化し、補聴器が使えなくなった症例です。音入れ直後から人工内耳を使ってことばを聞き取れるようになってきています。

摂食・嚥下(えんげ)とは・・・水や食べ物などを口から胃まで送る一連の運動

 一般的に年齢を重ねるにつて、嚥下機能は低下していきます。その他にも脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、パーキンソン病や多系統委縮症などの変性疾患、胸部大動脈瘤などの循環器疾患といったさまざまなものが嚥下障害の原因となります。嚥下外来では、実際に喉の状態を内視鏡で診察したり(VE:内視鏡下嚥下機能検査)、X線での検査(VF:嚥下造影検査)を行うなど、嚥下機能の評価を行います。1年間の検査数は、VF検査で450回~500回/年と、全国の病院でも屈指の数です。また、嚥下改善術や誤嚥防止術などの手術治療を行います。
 詳細は、嚥下外来のHPをご参照下さい。

声帯麻痺に対する治療

 反回神経麻痺のため声帯が動かなくなると声がかすれます。声帯を声を出すときと同じ位置に移動させる手術(甲状軟骨形成術、披裂軟骨内転術)を行うと、声のかすれが改善します。

米国睡眠学会,日本睡眠学会認定の基準を満たす睡眠検査システム設置
  • 睡眠検査(PSG,MSLT)の実施sas
  • 睡眠検査の監視と視察判定
  • NPPVの呼吸器の手動調整
  • 認定技師の養成

専門分野

頭頸部悪性腫瘍に対する治療
頭頸部内視鏡手術
人工内耳を含めた難聴に対する治療
嚥下障害に対する評価と外科的治療(嚥下改善術、誤嚥防止術)
睡眠時無呼吸症候群に対する治療

特徴的技術

鏡視下手術機械
人工内耳治療機械
睡眠時無呼吸検査システム

特徴的な医療機器等

  • エラストグラフ超音波装置
  • CO2レーザー装置
  • 音声分析装置
  • 終夜睡眠時無呼吸検査システム

医師紹介

教授 竹内 裕美(たけうち ひろみ)

教授(保健学科) 片岡 英幸(かたおか ひでゆき)

講師 河本 勝之(かわもと かつゆき)

助教 森実 理恵(もりざね りえ)

講師 藤原 和典(ふじわら かずのり)

講師 國本 泰臣(くにもと やすおみ)

助教 福原 隆宏(ふくはら たかひろ)

特任助教 中村 陽佑(なかむら ようすけ)

特任助教 矢間 敬章(やざま ひろあき)

特任助教 三宅 成智

医員 藤井 太平

医員 小山 哲史

医員 久家 純子

医員 堂西 亮平

医員 横山 裕子

医員 中島 賢一郎

医員 木原 智史

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