周産期人材育成

事業概要


本院 周産期母子医療センターが申請した周産期医療支援プログラムが、文部科学省の 平成22年度 周産期医療支援プログラム
「周産期医療に関わる専門的スタッフの養成」のモデル事業に選ばれました。
全国国公私立40大学が応募し、その中から3大学(鳥取大学、信州大学、東邦大学)が選ばれました。



このプログラムは
周産期スタッフの教育・養成(医師・看護師・助産師)
周産期医療にかかわる女性スタッフの継続勤務支援・職場復帰支援

の2つを柱として、鳥取県の周産期医療をさらに活性化することを目標としています。



今後も、鳥取県のお母さんと赤ちゃんにとって、安心できる優しい医療を提供できるよう、より一層尽力してゆきたいと考えています。

また、医学生・研修医や、周産期医療を志す皆さんへも、これを機会にいっそう充実した周産期医療教育が行える体制を作り上げていきたいと考えております。

ご挨拶

私ども鳥取大学医学部附属病院では、大学病院として中国地方では唯一の総合周産期母子医療センターを運営しており(平成18年認定)、周産期医療の水準向上と教育実践の場として貢献しておりました。その活動が評価されて、平成22年度の文部科学省のGP「周産期医療に関わる専門スタッフの養成」プランのひとつに採択されました。

わが国では周産期医療に携わる医師、看護師不足が深刻な問題となっています。その原因は、医学生、若手医師の小児科、産科離れと過重な労働や結婚・育児による女性医師、看護師の離職と多岐にわたっています。
私どもは、本プログラムを「地域で育てる周産期医療人の教育・勤務支援-ワークシェアを基盤とした人材教育・勤務支援プラン」と名付けております、女性医師・看護スタッフの仕事の継続・復帰を促す仕事のシェア、疾患の重症度に応じた病院の分担(疾患のシェア)、周産期医療に携わる医師の教育の分担(教育のシェア)をも含めた包括的教育支援、勤務支援を特色としております。このプラグラムにより、周産期専門スタッフ養成センターを設置し、女性医師・看護スタッフが安心して働きやすい職場環境を提供するとともに、地域の周産期医療を向上させることが可能になると確信しております。

当院総合周産期母子医療センターを基盤においた本プログラムにより、より多くの周産期に関わる医療人が育っていくことを願うとともに、本プログラムに興味のある方の参加をお待ちしております。

総合周産期母子医療センター
センター長 神崎 晋

地域連携

地域連携

募集要項

  1. 医師
  2. 看護師
  3. 助産師
  4. 医療福祉士

リンク

文部科学省
平成22年度「周産期医療に関わる専門的スタッフの養成」の選定結果について

地域連携
鳥取県立中央病院
鳥取県立厚生病院

鳥取大学
鳥取大学
鳥取大学医学部附属病院総合周産期母子医療センター

その他
チームの取り組み

お問い合わせ

連絡先
〒683-8504
鳥取県米子市西町36-1
鳥取大学医学部付属病院総合周産期母子医療センター
鳥取大学周産期専門スタッフ育成・支援センター
TEL/FAX 0859-38-6556
担当:浜田由美・池淵光葉