鳥取県西部地区医療連携協議会(以下協議会)は平成11年度から年1回開催され、平成17年度からは鳥取県西部医師会、鳥取県西部総合事務所福祉保健局、鳥取大学医学部附属病院の3者共催で行っています。

協議会の目的は鳥取県西部圏域(米子市、境港市、西伯郡及び日野郡地域)における医療、保健、福祉に携わる関係機関・団体等が密接に連携し、地域住民の立場に立った医療、保健、福祉の向上を図ることです。これまで、地域医療連携や在宅支援、地域連携パス、がんや高齢者の医療連携、近年では地域包括ケアシステムといったテーマで開催し、平成29年度においては、｢心不全患者の医療・介護の連携｣と題し、心不全患者の抱える問題点や在宅療養における課題、再入院予防のためのプログラムや生活期での継続的な支援等にスポットを当て、連携に関わる様々な立場の方にご登壇いただき、医療・介護連携の実情や連携を推進していくための方策等について、約230名の方の参加で活発な討論が行われました。