当院では、機動力と走破性に優れた新型ドクターカーを導入し、令和8年5月1日より運用を開始しました。
これに伴い、4月30日には本院の外来・中央診療棟玄関前において、新車両の運行開始式を挙行いたしました。式典には、鳥取県の平井伸治知事、鳥取県西部広域行政管理組合の岩田幸博消防局長、安来市消防本部の平井稔久消防長をご来賓に迎え、武中篤病院長、上田敬博高度救命救急センター長ら関係者が出席しました。武中病院長は「機動性の高さを生かし、1秒でも早く処置を開始することで、迅速な治療につなげたい」と挨拶し、平井知事からは地域の救急体制の安心材料になるとの祝辞をいただきました。その後、新車両の門出を祝してテープカットが行われました。
今回導入したドクターカーは、従来の「救急車型」から、コンパクトで機動力の高い「SUV型」へと刷新したのが最大の特徴です。4輪駆動システムを備え、狭い路地や渋滞路、さらには積雪時や悪路においても、医師・看護師を迅速かつ安全に現場へ送り届けることが可能となります。車両には医療器材を搭載しており、病院到着を待たずに現場で高度な治療を開始することで、救命率の向上と後遺症の軽減を目指します。
また、この新車両は日常の救急事案だけでなく、大規模災害時には災害派遣医療チーム(DMAT)の車両として、がれきが散乱するような環境下での活用も想定しています。
当院は今後も、消防や行政との連携をさらに深め、地域の皆さまの命を守る救急医療体制の充実に向けて、スタッフ一同全力を尽くしてまいります。

