脳卒中ケアユニット(SCU)を増床し、本格稼働しました

当院では、令和7年10月より3床で運用を開始していた「脳卒中ケアユニット(SCU)」を、令和8年4月より計6床へと増床し、本格稼働を開始しました。

これに伴い、4月24日には報道機関向けの記者説明会を開催しました。
説明会では、脳卒中・心臓病等総合支援センター長であり脳神経外科学分野の黒崎雅道教授、および坂本誠准教授から、今回の増床による体制強化が地域の脳卒中救急の砦として果たす役割や、今後の展望について詳しく説明を行いました。

SCUとは、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)の発症後、専門知識を持つ医師、看護師、リハビリテーションスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、薬剤師、管理栄養士などの多職種チームが24時間体制で治療・看護を行う専用病床です。専門チームが発症早期から手厚く介入することにより、一般的な病棟と比較して死亡率の低下や、後遺症の軽減、早期の社会復帰(在宅復帰率の向上)が期待されます。

また当院では、急性期治療を担うSCUと、患者さんの生活を支える「脳卒中・心臓病等総合支援センター」が密に連携しています。これにより、急性期治療からリハビリ、転院、そして復職支援に至るまで、患者さんとご家族を途切れることなくシームレスに支える体制を構築しています。

鳥取県は脳卒中による死亡率が全国的に高い水準にあり、SCUの拡充は地域医療における喫緊の課題でした。
当院は今後も、地域の皆さまが安心して暮らせるよう、高度な専門医療の提供と救急受入体制の充実にスタッフ一同全力を尽くしてまいります。

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       坂本誠准教授からの概要説明                黒﨑教授から挨拶と説明

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   質問に答える脳神経内科・花島教授と河瀬助教               記者説明会の様子