令和7年12月4日(木)、当院では列車脱線事故を想定した多数傷病者受入訓練を実施しました。
外来中央診療棟内に災害対策本部、現地指揮所、トリアージエリアなどを設置し、模擬患者の受入れから処置までの一連の対応を検証しました。この規模での実地訓練は、2019年(新型コロナウイルス感染症拡大前)以来、6年ぶりの実施となります。
当日は、武中病院長および高度救命救急センター上田センター長の指揮のもと、約140名の職員が”災害対応スタッフ”や”患者役”として訓練に参加しました。
当院は、特定機能病院かつ災害拠点病院として、平時からあらゆる状況下でも医療を継続できるよう、体制整備と職員の災害対応力の向上に努めています。今回の訓練は、多数傷病者を円滑に受け入れる医療体制の確認・強化を目的として実施したものです。

