5月21日(土)、当院の高気圧酸素治療室において、海上保安大学校(広島県呉市)本科4学年学生の45名の耐圧検査を実施しました。
この検査は、8月に行なわれる潜水の授業の前に、高気圧酸素治療室などで200kPa(海でおよそ20m潜水したときと同じ圧力)の環境をつくり、身体の順応や適性を判断する目的で取り組むものです。海上保安大学校の依頼を受け、当院では初めての検査実施となりました。
当日は3グループに分かれ、1グループずつ治療室の装置に入り、徐々に気圧を上げていく中で耳鳴りや副鼻腔の痛みなど体に異常が起きないかをチェックしました。
検査を終えた学生は「検査を無事に終えることができて、ほっとした。この経験は今後役に立つと思う」と話しました。
今後も当院では、高気圧酸素治療室を活用した社会貢献を行ってまいりたいと思っております。