新型コロナの流行がなかなか収まらない中、当院は患者さん、医療スタッフ、そして高度医療を提供する大学病院としての機能を維持するため、PCR検査体制を強化しています。
このたび新たに「大量処理」と「高速処理」のできる装置を導入しました。これにより、従来機器と合わせると1日あたり最大90検体であったのが160検体まで処理が可能となりました。高速PCR装置の方は45分で判定でき、救急患者など急を要する場合に活用していきます。
さらに無症状でPCR検査を希望される方や渡航・ビジネスで検査を受けることが必要とされる方に対し、自費診療でのPCR検査を開始します。事前に電話で予約をしていただきますが、1日あたり20件程度を受付ます。
9月16日、記者説明会で原田病院長は「当院ができることは、PCR検査をたくさん受けられるようにして感染者を早く見つけて治療し、感染を広げないこと。withコロナに向けて、今後も体制づくりを積極的に進めていきたい。」と述べました。