医療現場のニーズから生まれた、ふたつの医療器具を地元企業と共同開発

この度、当院では看護部を中心とした「ものづくりワーキング」のアイデアから生まれた、使い捨て可能な素材の二つの医療器具を地元企業と共同開発・製品化しました。この取り組みについて4月10日に記者説明会を行いました。

『ぬれてもいいカラッ。』は、当院整形外科病棟看護師の、「入浴時に使用できる頸椎の固定具がほしい」というニーズから生まれました。
 従来の頚椎固定具は、布製のものが多く、濡らさないよう入浴時には取り外していました。しかし入浴には首を使う行為も多く、医療現場の課題となっていました。
そこで平成26年度から取り組んでいる「医療機器開発人材育成共学講座」参加企業である梱包資材を手がける有限会社サンパックと共同で、水に強い発砲ポリエチレン製の頸椎固定具を開発しました。

『まがらんネ。』は、診療放射線技師の「使い捨てできる止血固定材」というニーズから生まれた紙素材の製品です。
カテーテル後には、止血剤を巻いての固定が必要です。従来の固定材は金属またはプラスチック製で、繰り返し使用するため、使用後に洗浄・消毒が必要でした。
今回、固定材を紙素材にすることにより、使い捨てが可能となりました。これにより衛生面での向上、コスト削減につながることが期待されます。

 今後も、積極的に地元企業と医療現場における課題・ニーズに対応したものづくりに積極的に取り組んでまいります。

ものづくりWG記者説明会④
記者説明会の様子
ものづくりWG記者説明会②
「ぬれてもいいカラッ。」について説明する庄川看護師長
ものづくりWG記者説明会③
「まがらんネ。」について説明する岩田副診療放射線技師長
ものづくりWG記者説明会①
ふたつの医療器具を装着して撮影