「とっとり大学発・産学連携ファンド」第1号案件決定に係る記者会見を開催しました

 「とっとり大学発・産学連携ファンド」は第1号案件として、当院と医工連携に取り組んでいるロボットベンチャー企業『株式会社テムザック技術研究所』へ平成28年4月14日に8千万円を出資することを決定しました。
 これを受け当院において、株式会社テムザック技術研究所の檜山康明社長、株式会社山陰合同銀行の石丸文男頭取、本学の豊島良太学長が出席し、記者会見を開催しました。
 会見では、ファンドによる支援の意義や株式会社テムザック技術研究所の会社概要などについて説明を行いました。

 当院は、テムザック技術研究所との共同研究により、口や鼻から挿入する内視鏡等の操作訓練を行う医療教育用シミュレータロボットの開発を進めることとしています。これは、おえつなどの生体反応や会話する機能を持ち、今までの製品よりもリアルで実践的な訓練を行うことができるもので、ファンドの支援により開発スピードを加速させ、2年後の製品化を目指します。

ファンド第1号_記者会見① ファンド第1号_記者会見②

※「とっとり大学発・産学連携ファンド」とは、山陰合同銀行が鳥取大学発のベンチャービジネスを資金、経営面でサポートするため、平成27年1月1日付けで設立したものです。