新手術支援ロボット「Hugo」を導入しました

このたび当院は、メドトロニックが開発した手術支援ロボット「HugoTM RAS システム」を導入しました。そして泌尿器科と
女性診療科において手術を実施し、417日(月)に記者説明会を行いました。

今回の新機種「Hugo」の導入により、インテュイティブ社「ダビンチ」、メディカロイド社「hinotori」と当院の手術ロボット
34台となりました。これらの装置が稼働する病院は世界でも当院が初めてとなります。

Hugoの主な特徴は

・アームカートが独立
・操作画面がのぞき込む形状ではなくオープン

などで、患者さんに応じて柔軟なセッティングが可能な点や術者が見ている操作画面を複数人で同時に確認でき、手術スタッフ
とのコミュニケーションがより容易になる点がメリットです。

当院でも、症例や患者さんごとにHugoのアームカートの配置を変えるなど、これまでと違うアプローチでロボット手術が行え、
より対応の幅が広がることが期待できます。

会見で武中病院長は「ロボット手術では常に日本一となることを目標としてきた。ハード面での各社ロボットの設置、ソフト面
での横断的連携で今後も最先端のロボット手術を提供していきたい。」と述べました。
また原田理事も「ロボットを核に国内外から人を受入れ、人材育成や研究、機器開発を行う拠点を整備していきたい。」と今後
の展望を語りました。

hugo① hugo② hugo③