慢性腎臓病(CKD)患者数は日本国内に1,330万人(成人の8人に1人)、世界で9.1%が罹患しているとされ、年々増加傾向にある注意が必要な病気です。CKDは腎臓の機能が低下したり、尿の異常が続いたりする病気ですが、初期はあまり症状が現れず、自覚しにくいことが特徴です。気づかず症状が進むと、透析治療や腎移植が必要となるリスクが高まり、心臓病や脳卒中を発症する危険性も高まると言われています。
しかし、CKDは日々の生活習慣の改善や定期的な健診等の受診により予防・治療が可能な疾患であり、早期発見・早期治療がとても大切です。
腎臓病の早期発見と予防の重要性を啓発する国際的な取り組みとして、3月の第2木曜日を“世界腎臓デー”と定め世界各地でイベントが開催されております。
そこで、この度初めて当院も3月9日(木)の世界腎臓デーに合わせ、当該運動のシンボルカラーであるグリーンに3月13日(月)までの5日間ライトアップしました。