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    【療養生活を支えるWEBカンファレンスシステム】
    キックオフ・ミーティングを開催しました

医療福祉連携“あなたの町=米子市”
【療養生活を支えるWEBカンファレンスシステム】
キックオフ・ミーティングを開催しました

WEBカンファレンスシステムKOM②トリミング
キックオフ・ミーテイング集合写真
 11月29日(火)に、医療福祉連携のため新たに構築したWEBカンファレンスシステムのキックオフ・ミーテイングが開催されました。本システムは当院と米子市の関係各所をビデオ通話でつなぎ、高齢の患者さんの療養生活をサポートする“地域包括ケアシステム”を円滑に実施するためのものです。この日は当院の看護師らのほか、米子市・長寿社会課と地域包括支援センター、市内の介護支援施設等から関係者約40名が出席。来年2月の運用に向け活用方法について情報共有しました。

WEBカンファレンスシステムKOM①

 高齢者が医療や介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で生活が続けられるようサポートする地域包括ケアシステムは、これまで関係各所とのカンファレンス等は原則対面で行うこととなっていました。ところが新型コロナウイルス感染症のまん延でそれが難しくなっています。また、WEB上でのカンファレンスの実施には、患者さんの個人情報をどう守るかという課題がありました。

 そんな中、今年度の診療報酬改定で、ビデオ通話ができる機器を用いてのカンファレンス等の実施が可能になり、また個人情報保護のためにセキュリティを強化したシステムを当院が構築したことで、今回のWEBカンファレンスシステムを立ち上げることとなりました。

WEBカンファレンスシステムKOM③トリミング WEBカンファレンスシステムKOM④トリミング

 キックオフ・ミーテイングでは、医療福祉支援センターの黒﨑雅道センター長が開会の挨拶で「パソコンが苦手な人でも使いやすいシステムなので、どんどん活用してほしい」と話し、今回のシステムの発起人である医療情報部の渡邊仁美看護師長は「今回のシステム構築にあたって米子市役所の皆さまにはご尽力いただき、大変感謝している。コロナ禍だからこそ、こういったICTを活用しリアルタイムで患者さんのサポートをしていきたい」と思いを語りました。

 「カンファレンスの機会が失われ、情報共有できないために患者さんが不利益を被るようなことがあってはいけない」という思いからスタートした今回の取り組み。今後、有効活用し、地域の皆さまを今まで以上にサポートしてまいります。