11月30日(水)に、外来病棟にて消防・避難訓練を実施しました。当院は毎日約1500人もの患者さんが来院されます。訓練ではその患者さんの安全を守るため、防災意識を高め、いつ起こるか予測できない災害にどのように対応していくか確認します。
今回は火災を想定し、災害時にどう行動すればよいか書かれた“アクションカード”に基づいて、初期消火や患者さんの誘導、各所への連絡・報告等の訓練を実施。「診察室で火事です!避難してください!」「××には誰もいないことを確認しました!」などと声を掛け合い、実際に起きたときのことを想像しながら取り組みました。
また訓練が終わった後には講評が伝えられ、それぞれ反省点等を発表する場が設けられます。森田理恵看護部長は「今回は外来病棟での火災を想定したが、入院病棟とは違い患者さんの人数を把握するのが難しいため、訓練を実施して良かった。今回の訓練での気づきを生かしていきたい」と所感を述べました。
当院では年2回、防災訓練を実施しています。今後も火災や地震といった不測の事態に備え、患者さんはもちろん職員も安全に避難できるよう、有意義な訓練に取り組んでまいります。