7月10日(日)、全国各地 500名余りの方々からご支援いただき、とりだい病院の夜空に350発の花火が咲きました。
余韻に浸りつつ、当日の様子をレポートしていきます!
雲の切れ間から少しずつ太陽が見え始めた午後、会場の準備開始です。消化器内科 杉原医師からは“この日のために”と、提灯と光る指輪のプレゼントが。夜に明かりを灯すのが楽しみです。富山県から来てくださった花火師のおふたりも、暑い中、子どもたちの笑顔を想いながら花火を仕込んでいきます。
夕日が沈み涼しい風を感じるようになった頃、高度救命救急センターのスタッフによるかき氷屋さんの登場です。好みのシロップをかけてもらい、「かき氷、おいしい!」と子どもたちも大喜び!それに混じって原田病院長も笑顔で「ハイ、チーズ!」。そして病棟看護師の付き添いで、続々と患者さんが観覧席へ到着します。七色にピカピカと光る指輪が、お祭り気分をさらに盛り上げてくれました。涼を感じれるようにと小児病棟からはうちわの準備もあり、あとは時間になるのを待つばかり…。
午後8時になり、カウントダウンが始まります。
「5,4,3,2,1、0!」
目の前で打ち上げられる大小、色とりどりの光の花に、会場が「ワー!」という大きな歓声で包まれました。あまりの音の大きさに驚いて涙が出たり、きれいな花火に感動したり、さまざまな表情で花火を眺める子どもたち。Rちゃんは病室のベッドを移動し、おうちの方と一緒に花火を楽しむことができました。
この日のために、県内外からあたたかいメッセージとともにご支援くださった皆さま、イベントの趣旨にご理解・ご協力くださった地域の方々、そして日々病と闘う患者さんに心を寄せて協力してくれた病院職員たち、みなさんの想いがひとつになり、こうしてとりだい病院の夜空に大きな光の花を咲かせることができました。
皆さまからいただいたあたたかいエールに心から感謝いたします。ありがとうございました。