令和3年10月23日(土)松江テルサ(松江市)において、メディカルセミナーを開催しました。
フレイル予防のため当院看護部が考案した「水戸黄門体操」で体をほぐしていただき、セミナーがスタート。
開催にあたり原田省病院長より、「とりだい病院は山陰でも最大の病院で多くの人が集うところです。最先端の医療を提供するのはもちろんですが、社会的共通資本のひとつとして、文化的な発信もしていきたいと思っています。米子という地にはありますが、松江市からは近いので、いざという時には頼っていただきたいと思います」と挨拶がありました。
セミナーでは『今いちばん聞きたい!身近にある最新治療のお話』をテーマに、心臓血管外科 吉川泰司講師より「心臓のロボット手術について」、放射線治療科の吉田賢史教授より「鳥取大学の目指す放射線治療」、整形外科の榎田 誠 准教授より「メスを使わない究極の治療、PRP療法について」の3つの話題について分かりやすく説明がなされました。
また、当院が山陰放送と制作しているラジオ番組の特別版として「出張!カニジルラジオ」コーナーを企画。パーソナリティーの当院広報誌『カニジル』編集長、ノンフィクション作家の田崎健太氏さんとアナウンサー木野村尚子さんが登場し、原田病院長、講師の先生方と軽妙なトークを繰り広げました。
今回はオンラインでも配信を行い、普段参加いただけない地域の方にも、医療情報や当院の取組みを知っていただく機会になったと思います。
今後も住み慣れた地域でも、安心して医療を受けていただけるよう、皆さまへの情報発信に努めて参ります。