当院の低侵襲外科センターは、手術支援ロボット「ダビンチ」の導入にともない、2011年2月に設立され、この度10周年を迎えました。
節目を迎え、2月19日(金)に特別企画が開催され、ダビンチ導入を決めた北野博也前病院長をはじめ、1~4代の歴代センター長が集まり、それぞれの思いや展望を語りました。
低侵襲外科センターの一番の功績は、大学病院の弊害とも言える「医局講座制」を打破したこと。診療科や職種の壁を越えて連携し、ロボット手術を安全に遂行するための内規や体制を構築しました。これにより手術の安全性や技術が高まり、成熟したチーム医療が、当院に文化として根付き始めています。
会では10年分の懐かしい写真を集めたスライドショーが披露され、思わず笑いが出るなど当時を振り返るとともに、次の10年に向け、気持ちを新たにする機会となりました。