このたび、当院救命救急センターが日本救急医学会より「指導医指定施設」として認定を受けました。中国地方でもまだ5施設しか認定を受けておらず、山陰では初の認定施設となりました。
診療の経験年数や治療、研究発表などの実績、そして筆記・口頭試験等、各学会でそれぞれ設けられた基準に基づき、認定医、専門医、指導医と医師の資格が付与されます。
「指導医」は、「認定医」や「専門医」を指導する立場の医師であり、高度な知識や技術・経験をもつだけでなく、診療経験の豊富さも求められます。
その指導医が2名以上おり、診療、教育・研究のできる十分な設備と人員を有していること、幅広い救急症例を診察していることなど多くの条件を満たしたうえで、厳しい審査を経て認定を受けた施設が「指導医指定施設」です。
このたび、当院は日本救急医学会指導医指定施設として認定を受けました。救急救急センターや救急科のセンター長・部長を目指すには救急指導医の取得が必要となります。当院での研修により指導医の資格取得が可能です。